ご相談内容
相続人に該当する兄弟が3人います。父親の存命中、それぞれが贈与や援助などを受けていたため、単に「残っている遺産の等分」という話では済みそうにありません。また、三男は長男に対し、「父親からもらった隠し財産がある」と疑っています。どうすれば良いでしょうか。
無料相談での対応
過去における金品の受け渡しをつまびらかにするとともに、遺産の内容も精査すべきです。金融機関などに協力を求め、父親が持っていた口座の、出納を明らかにしていきます。
実際のご依頼を受けて
遺産額を左右する「寄与分」や「特別受益」などを精査しながら、公平な遺産分割プランを作成いたしました。
弁護士の視点
「寄与分」とは、故人に貢献のある相続人へ、遺産の増額を認める制度です。「特別受益」とは、生前に遺産の前渡しがなされたと見なし、その分を減額する制度です。このような相続の制度を、上手に活用するためにも早い段階から、弁護士へご相談ください。